10年前の写真を懐かしく見ていました。娘がよく使っていたカメラに残されていたものです。
2011年、そうだ・・このとき日本は大きな自然災害が起きて、世の中が変動していました。
当時私は、進路に迷っている娘の背中をポンと推して、フランスの友人に託しました。
日常から離れて、都会で育った娘には、この自然の風景が とても美しく豊かに感じられたことでしょう。
あれから10年、私たちの生活は物質的な豊かさを得た一方で、生存し続けるための基盤となる
地球環境の限界がきていると言われています。
分岐点に立たされている私たち
これから・・どうする??
その時 ふと言葉が浮かびました。
Kiss the earth
地球にキスをする
先ずは人々が地球にキスをする気持ちになれたら
明るい未来を描ける気がする
そう思いました。
そして、そんな展示を開きたいと思います。